
ベーグルを、米粉で作ってみたことはありますか?
正直にお話しすると、私は一度失敗しています。
ブルーベリーの生地で焼いたベーグルが、ぺっちゃんこになってしまったんです🫐 ふくらまなかったというより、平たく広がってしまって。あの真ん中の穴も、ほとんど残りませんでした。
なぜだろうと材料を見直しているうちに、思いがけないことに気づきました。
ジャムも、水分だったんです。
私はずっと、豆乳とヨーグルトだけを水分だと思っていました。ブルーベリージャム70gは、レーズンやチョコと同じ「具材」のつもりでいたんです。
しかも混ぜている途中で「これは水分が足りないな」と感じて、そこにお水を60g足してしまって。
計算してみたら、粉に対する水分が127%。うまく焼けた米粉のシナモンレーズンバブカのときが103%でしたから、ずいぶん多かったんですね。
そこで2回目は、お水を足すのをやめました。
混ぜている最中はやっぱり「足りないかな」と思ったのですが、ぐっとこらえてそのまま進めてみたら——
ちゃんと、ふっくら焼き上がりました🥯
中身は、ブルーベリーの生地にチョコチップを巻き込んでいます。切ってみると、紫色の生地にチョコの芯が一本通っていて、思っていた以上にきれいな断面になりました🍫
もっちりとした食感で、ブルーベリーの酸味とビターチョコがよく合います。
白いお砂糖は使わず、きび糖と手作りジャムのやさしい甘さで作りました🌿
今日は、我が家の米粉のブルーベリーチョコベーグルの作り方を、写真とあわせてご紹介しますね🫐

材料(6個分)
パン生地
- 米粉…230g
- コーンスターチ…30g
- きび糖…10g
- 塩…3g
- ドライイースト…3g
- 豆乳…130g
- プレーンヨーグルト…70g
- ブルーベリージャム…70g(手作り)
- 米油…15g
- サイリウムハスク…8g
巻き込み用
- チョコチップ…60g
ケトリング用
- お湯…1L程度
- はちみつ…大さじ1
仕上げ用
- 米油…適量(発酵前に塗ります)
💡ブルーベリーとチョコが今回の主役♡
生地に練り込んだブルーベリージャムと、巻き込んだチョコチップが今回の主役です。
ジャムは手作りのものを使いました。素焚糖とはちみつで甘さをおさえた、レモンの効いたジャムです。焼き上がりがこんなにきれいな紫色になるのは、このジャムのおかげ🫐
👉 ブルーベリージャムの作り方はこちら
チョコチップは、Equal Exchangeのビタースイート。甘さが控えめなので、ジャムのやさしい甘さとちょうどよく合ってくれました🍫
👉 チョコチップの商品紹介の記事はこちら
※市販のジャムでもお作りいただけます🌿
美味しさのポイント:なぜ「ヨーグルト✕豆乳」なの?
米粉パンにありがちな翌日のパサつきを防ぐために、
このレシピではヨーグルトと豆乳を組み合わせています。
ヨーグルトの保水力と、豆乳の持つコクが合わさることで、時間が経っても驚くほど「ふわもち」な食感が続きます。
💡サイリウムハスクとは?
米粉にはグルテンがないため、そのままではさらさらとしてまとまりません。
サイリウムを入れることによって米粉の粒子同士をつなげて生地を扱いやすくしてくれ、
成形が可能になります。オオバコ科植物の種皮を粉末状にしたもので、
米粉パンをふっくら・もちもちに仕上げる天然の補助剤です。
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ジャムも「水分」です
このレシピで、いちばんお伝えしたいところです。
私は最初、ジャムを「具材」だと思っていました。レーズンやチョコと同じように、あとから生地に混ぜるものだと思っていたんです。
でも、ジャムは水分でした。

真ん中の穴もほとんど埋まってしまいました💦
1回目の失敗時と2回目の成功時の水分を比べてみると、こうなります。
| 1回目(失敗) | 2回目(成功) | |
|---|---|---|
| 豆乳 | 130g | 130g |
| プレーンヨーグルト | 70g | 70g |
| ブルーベリージャム | 70g | 70g |
| 水 | 60g | なし |
| 合計 | 330g | 270g |
| 粉260gに対して | 127% | 104% |
※米油は油分なので、水分には数えません🌿
1回目は、生地を混ぜているときに「水分が足りないな」と感じて、お水を60g足してしまいました。いつもの米粉パンの生地の感じを目指していたんです。
でもそれが、ぺっちゃんこの原因でした🫐
⚠️ 混ぜている途中で「足りない」と感じても、お水は足さないでください
サイリウムハスクを入れて2〜3分混ぜていると、生地はぐっとまとまってきます。判断はそのあとで大丈夫です。
ベーグルの生地は、いつもの米粉パンより少し固めでいいんです🥯
最初は不安になりますが、そのまま進めてみてくださいね。
💡「ベーグルの加水率は55〜60%」って書いてあるけれど?
調べているとよく出てくる数字ですよね。あれは小麦のベーグルのお話です。
小麦にはグルテンがあるので、少ない水分でも生地はしっかりまとまってくれます。
いっぽう米粉にはグルテンがありません。そのぶん水分を多めにしないと、生地がまとまってくれないんです。
つまり、小麦と米粉では、必要な水分の量がまったく違います。
この記事の104%という数字を見て「多すぎるのでは?」と思われるかもしれませんが、米粉のパンではこれくらいが普通です。安心してください🌿
レシピの流れ
📌このレシピ全体の流れ
- パン生地を作る
- 6等分して丸める
- 生地を伸ばしてチョコチップを巻き、輪にする
- 発酵
- お湯でゆでる(ケトリング)
- 焼成
💡 ベーグルには「ゆでる」という工程があります。ここが普通のパンとの大きな違いです。ゆでることで表面に膜ができて、あのつやと、もっちりした食感が生まれます🥯
ゆではじめる前に、オーブンの予熱をスタートしておくと流れがスムーズですよ🌿
作り方
STEP1 パン生地を作る
ボウルに米粉・きび糖・コーンスターチ・塩を入れて、
泡だて器でよく混ぜ合わせます。


豆乳をレンジで40秒ほど加熱し、ブルーベリージャムとドライイーストを加え泡だて器で混ぜ合わせます。


ブルーベリージャムとドライイーストを混ぜた豆乳とプレーンヨーグルトを粉類に加え、混ぜ合わせます。


米油を加え、さらに良く混ぜます。

米油がよく馴染んだらサイリウムハスクを加え、ゴムベラに持ち替えてすばやく混ぜ合わせます。
💡 2〜3分混ぜていると、だんだんとまとまってきます。
サイリウムハスクはダマになりやすいので、ボウルのへりに
擦り付けるように混ぜます。

生地がまとまったら手に少量の油を付けて、生地をツルっとひとまとめにします。

STEP2 生地を6等分にして丸める
スケッパーで6等分にして、手に少量の油をつけながら丸めます。



STEP3 チョコチップを巻いて、輪にする
丸めた生地を、めん棒で縦14cm×横9cmくらいの長方形に伸ばします。

生地の右寄りに、チョコチップを縦一列に置きます。右端から2〜3cmほど内側が目安です。
💡 端ぎりぎりに置くと、巻いたときにチョコがはみ出してしまいます。少し内側に寄せてくださいね🍫

右端から左に向かってチョコチップを覆うように1度おりたたみ、しっかり指で押さえてからくるくると巻いていきます。巻き終わりは指でつまんでしっかり閉じます。



棒の片方の端を、指で平たくつぶして広げます。そこにもう片方の端を差し込むように重ねて、包んでぎゅっと閉じます。


STEP4 発酵する
天板にクッキングシートを敷きます。その上にベーグルの大きさに切ったクッキングシートを敷き、
ベーグルを乗せます。
刷毛で米油を少量塗ります。

💡 シートを1個ずつ敷いておくと、ゆでるときにシートごとお湯に入れられます。やわらかい米粉の生地を手でつかまなくてすむので、形が崩れません🌿
天板の上に置き、ラップと濡れ布巾をかけて、オーブンの発酵機能35℃で15分発酵します。


STEP5 ゆでる(ケトリング)
オーブンを200℃に予熱をしておきます。
予熱している間に、鍋にお湯を沸かして、はちみつを大さじ1加えます。
💡 はちみつを入れると、焼き上がりのつやと焼き色がぐっと良くなります🍯

オーブンの予熱が終わったら、ぐらぐら煮立てず、フツフツとしたくらいの火加減で、
片面15〜20秒ずつゆでます。
クッキングシートはお湯の中で自然にはがれるので、はがれたら取り除いてください。
ゆで上がったら水気をきって、そのまますぐ天板へ。





⚠️ ゆでたあとに置いておくと、表面がしわしわになってしまいます。間をあけずにオーブンへ入れてくださいね🥯
STEP6 焼く
天板に並べたら、すぐに20分を目安に焼いて完成です♬
💡オーブンによって火力が異なりますので、様子を見ながら焼いてくださいね。

まとめ
水分を数え直したら、ちゃんとふくらみました🫐
こんがり焼き上がった、米粉のブルーベリーチョコベーグル。
手に取ってみると、ずっしりと重みがあります。1回目のぺっちゃんこが嘘のように、真ん中の穴もきれいに残ってくれました🥯
半分に切ってみると、紫色の生地の真ん中に、チョコの芯が一本。思っていた以上にきれいな断面で、切った瞬間に思わず声が出ました🍫
食べてみると、もっちり。ベーグルらしい、みっちりとした食感です。
ブルーベリーのやさしい酸味と、ビタースイートチョコのほろ苦さがよく合って、これは我が家の定番になりそうです♡
変えたのは、たった3つだけでした。
✔️ お水60gを足すのをやめた(ジャムを水分として数えた)
✔️ 巻き込みを、ジャムと冷凍ブルーベリーからチョコチップに変えた
✔️ ゆで時間を、片面30秒から15〜20秒に短くした
なかでも効いたのは、やっぱり水分です。粉に対して127%だったものを104%に。それだけで、ぺっちゃんこがもっちりに変わりました🌿
米粉パンは「水分が多いほうがふんわり焼ける」と思い込んでいたのですが、ベーグルは違ったんですね。
🟤 保存方法
その日に食べるぶんは常温で。残りは1個ずつラップに包んで冷凍しています。ベーグルは冷凍しても味が落ちにくいので、まとめて焼いておくと便利です🥯
🟤 温め直し方
自然解凍か、レンジで少し温めてから。半分に切ってトースターで焼くと、外側がカリッとして、焼きたてに近い食感が戻ります。
レンジで温めるだけでも美味しく召し上がれます🌿
白いお砂糖は使わず、きび糖と手作りジャムのやさしい甘さで作りました🌿
一度失敗したからこそ、「ジャムも水分だった」と気づけました。もし同じようにぺっちゃんこになってしまった方がいたら、まず材料表の水分を数え直してみてくださいね。私はそれで解決しました🫐
おうちでのマインドフルな朝食の時間が、
より豊かで心地よいひとときになりますように🫐✨

🍀他にもグルテンフリーや体に優しい素材を使ったレシピをたくさん紹介しています。
お気に入りのひとつを見つけていただけたら嬉しいです♡

このレシピで使ったおすすめの材料
🟫 ビタースイートチョコレートチップ(Equal Exchange)
カカオ70%のビタースイートタイプ。甘さ控えめで、お菓子をぐっと大人っぽく引き締めてくれます🌿
🟫 オーガニックハニー(Wholesome Sweeteners)
フェアトレードのオーガニックはちみつ。クセのないやさしい甘さで、ジャムはもちろん、飲み物やお菓子作りにも使いやすいです🌿
今回はベーグルをゆでるお湯に大さじ1加えました。つやと焼き色がぐっとよくなります🍯
🟫 米粉(ミズホチカラ)
グルテンフリー認証のパン用米粉。きめが細かく、もちもち・ふっくらに焼き上がります。
🟫 コーンスターチ(ボブズレッドミル)
生地の口どけを軽くしてくれる名脇役。グルテンフリーで安心して使えます。
🟫 ケルティックシーソルト(塩)
ミネラルを含んだ自然な海塩。少量でも、素材の甘みやコクを引き立ててくれます。
🟫 ドライイースト(ボブズレッドミル)
グルテンフリーのアクティブドライイースト。米粉生地をやさしくふくらませてくれます。
🟫 サイリウムハスク
米粉パンには欠かせない材料。グルテンのない米粉生地をまとめて、扱いやすくしてくれます。オオバコ科植物の種皮を粉末にした、天然の補助剤です🌿
🟫 米油(こめ油)
クセがなく軽い口当たり。生地に混ぜても、仕上げに塗ってもおいしく仕上がります。
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