
ぐるぐるとねじれた模様のパン、見かけたことはありませんか?
「バブカ」という、東欧生まれのパンです。生地にフィリングを巻いて、縦半分に切って、断面を上にしてねじる。焼き上がると、切り口の模様がそのまま表情になります。
以前から作ってみたかったのですが、ずっと迷っていました。
米粉の生地には、グルテンがありません。細長い生地をねじり合わせる成形は、途中でぶつっと切れてしまうんじゃないか──そう思っていたんです。
でも、やってみたら。
ちゃんと編めました。
正直に言うと、1回目は生地がゆるすぎて、きれいな編み目にはなりませんでした。そこで2回目は水分を少し減らしてみたら──今度はちゃんと編めたんです。同じレシピでも、水分を30g変えるだけでこんなに違うのかと驚きました🌿
中身は、シナモンシュガーとバター。生地にはレーズンをたっぷり混ぜ込んでいます🍇 焼いている間、家じゅうがシナモンのいい香りに包まれました。
焼き上がりには、きび糖と水を煮詰めたシロップを塗ります。つやが出て、ぐっとお店らしい顔になりますよ✨
甘みはきび糖だけ。白砂糖は使っていません🌿
焼くのは、100円ショップの小さなパウンド型です。3本焼けるので、ひとつはそのまま、ひとつはおすそ分け、なんてこともできます。
今日は、我が家の米粉のシナモンレーズンバブカの作り方を、写真とあわせてご紹介しますね。

材料(小さめのパウンド型3本分)
💡型は13cm×5.5cm×高さ4cmのものを使いました。100円ショップで買える紙製です🌿
パン生地
- 米粉…230g
- コーンスターチ…30g
- きび糖…20g
- 塩…3g
- ドライイースト…3g
- 卵…2個(107g)
- 豆乳…100g
- プレーンヨーグルト…60g
- 米油…15g
- サイリウムハスク…8g
- レーズン…90g
フィリング
- バター…25g
- きび糖…30g
- シナモン…8g
仕上げ用シロップ
- きび糖…20g
- 水…25g
💡 シナモンとレーズンが今回の主役♡
このパンの主役は、シナモンとレーズンです🍇✨️
フィリングに使うシナモンは8g。パンに使う量としてはかなりたっぷりですが、これくらい入れると焼いている間じゅう、家の中がいい香りに包まれます。
私が愛用しているのは、iHerbで買えるFrontier Co-opのセイロンシナモン。香りが上品でやさしいので、お菓子やパンに使っても素材の味を邪魔しません。詳しくは【セイロンシナモンの記事】でご紹介しています🌿
レーズンは90g。生地にたっぷり混ぜ込みます🍇私が使っているのはオーガニックのもので、砂糖を使っていないのに、ぎゅっと濃縮された自然な甘みがあります。こちらも【レーズンの記事】でご紹介しています。
焼き上がると、レーズンがふっくらしてジューシーに。ひと口ごとに出会えるのが、このパンのうれしいところです😊
💡 水分は少なめが編みやすいです
実は最初に作ったとき、生地がゆるすぎてきれいに編めませんでした💦
そこで2回目は、水分を全体で30gほど減らしてみたんです。卵と豆乳を合わせて207g、ヨーグルトを60gに。それだけで、ぐっと扱いやすくなりました。
米粉パンは水分が多いほうがふんわり焼けるのですが、ねじって編む成形には少し固めの生地のほうが向いているみたいです。減らしても、焼き上がりはちゃんとふわふわでしたよ🌿
美味しさのポイント:なぜ「ヨーグルト✕豆乳」なの?
米粉パンにありがちな翌日のパサつきを防ぐために、
このレシピではヨーグルトと豆乳を組み合わせています。
ヨーグルトの保水力と、豆乳の持つコクが合わさることで、時間が経っても驚くほど「ふわもち」な食感が続きます。
💡サイリウムハスクとは?
米粉にはグルテンがないため、そのままではさらさらとしてまとまりません。
サイリウムを入れることによって米粉の粒子同士をつなげて生地を扱いやすくしてくれ、
成形が可能になります。オオバコ科植物の種皮を粉末状にしたもので、
米粉パンをふっくら・もちもちに仕上げる天然の補助剤です。
🔳おすすめの食材の購入はiHerbを利用しています
私が普段食材や、サプリメントを購入している「iHerb」については、
👉「はじめてのiHerb|買い方・注意点をまとめた記事はこちら」
で詳しくまとめています。
🔳海外サイトが初めての方は、
まずは公式サイトをのぞいてみると安心ですよ🌿
レシピの流れ
📌このレシピ全体の流れ
- レーズンをお湯につけて下ごしらえする
- フィリングを作る
- パン生地を作り、レーズンを混ぜ込む
- 生地を伸ばしてフィリングを塗り、巻く
- 縦半分に切って、ねじり合わせる
- 型に入れて発酵
- 焼成して、シロップを塗る
作り方
STEP1 レーズンをお湯につけて下ごしらえする
レーズンをボウルに入れ、かぶるくらいのお湯に10分ほどつけておきます。
ふっくら戻ったらザルにあげて、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。


💡 このひと手間で、レーズンがふっくらジューシーに仕上がります。
今回は生地の水分を少なめにしているので、水気はしっかり拭き取ってから混ぜ込んでくださいね🌿
STEP2 フィリングを作る
室温に戻したバター、シナモン、きび糖をよく練り合わせます。

初めはホロホロとしていますが、練り合わせていくうちに段々とまとまってきます。

このくらいまでまとまったらOKです。

STEP3 パン生地を作り、レーズンを混ぜ込む
ボウルに米粉・きび糖・コーンスターチ・塩を入れて、
泡だて器でよく混ぜ合わせます。


豆乳をレンジで40秒ほど加熱し、ドライイーストを加え泡だて器で混ぜ合わせます。

卵をよく溶きほぐします。

豆乳・溶き卵・プレーンヨーグルトを粉類に加えてよく混ぜ合わせます。




米油を加え、さらによく混ぜ合わせます。


- サイリウムハスクを加え、ゴムベラに持ち替えて
手早く混ぜ合わせます。


💡 2〜3分混ぜていると、だんだんとまとまってきます。
サイリウムハスクはダマになりやすいので、ボウルのへりに
擦り付けるように混ぜます。


生地がまとまってきたらレーズンを加えてゴムベラでよく混ぜます。


生地がまとまったら手に少量の油を付けて、生地をツルっとひとまとめにします。

STEP4 生地を伸ばしてフィリングを塗り、巻く
めん棒で生地を伸ばしていきます。

約20cm×30cmの長方形に伸ばします。

生地全体にフィリングを塗ります。


スケッパーなどで3等分に切り分けます。

それぞれの生地を優しく巻いて、巻目を指で閉じます。



STEP5 縦半分に切って、ねじり合わせる
スケッパーなどで、生地を縦半分に切ります。

断面を上に向けます。

上部を重ね合わせ、下に向かってそっと編んでいきます。



下まで編めたら、上部を編みます。

型の大きさに合わせるように、両手でキュッと長さを縮めます。

STEP6 型に入れ発酵する
クッキングシートを敷いた型に、生地を入れます。

天板の上に置き、ラップと濡れ布巾をかけて、オーブンの発酵機能35℃で17分発酵します。

発酵している間に、シロップを作ります。
鍋にきび糖と水を入れて、5分ほど煮詰めます。


STEP7 焼成してシロップを塗る
発酵が終わったら、オーブンを200℃で予熱スタート。予熱している間に、刷毛で米油を薄く塗ります。

オーブンの予熱が終わったら25分を目安に焼いて完成です♬
💡オーブンによって火力が異なりますので、様子を見ながら焼いてくださいね。
焼き上がったら網の上に取り出し、熱いうちに刷毛でシロップを塗ります。つやが出て、おいしそうに仕上がります🌿

まとめ
グルテンがなくても、ちゃんと編めました🍇
こんがり焼きあがった、米粉のシナモンレーズンバブカ。
シロップを塗ったところがつやつやと光って、思わず何度も眺めてしまいました✨
切ってみると、シナモンの渦とレーズンがぎゅっと詰まった断面。米粉にはグルテンがないので、ねじっている途中で切れてしまうんじゃないかと心配していたのですが、ちゃんと形になってくれました。
1回目は生地がゆるすぎて、うまく編めませんでした💦でも水分を30gほど減らしただけで、2回目はすんなり。粉の量も卵の量も同じまま、変えたのは水分だけです。同じレシピでも、ここまで違うのかと驚きました🌿
生地はふんわり、レーズンはジューシー。シナモンの香りが、口の中いっぱいに広がります。
小さなパウンド型で3本焼けるので、ひとつはそのまま、ひとつはおすそ分け、ひとつは冷凍に。そんなふうに使えるのも気に入っています🍇
🟤 保存方法
我が家では、その日に食べるぶんだけ常温に置いて、残りは冷凍しています。
粗熱がとれたら1本ずつラップで包んで、冷凍庫へ。3本焼けるので、こうしておくと食べたいときに1本ずつ楽しめます🍇
🟤 温め直し
冷凍したものは、自然解凍するか、レンジで少し温めてからどうぞ。
私はレンジで温めるだけで食べることが多いです。ふんわりして、それだけで十分おいしいですよ🍇
さらにトースターで軽く焼くと、表面がカリッとして、シナモンの香りがふわっと戻ります🌿
甘みはきび糖だけ。白砂糖は使っていません。
見た目が凝っているので難しそうに見えますが、山場は「縦半分に切ってねじる」ところだけ。グルテンフリーでも、こんなパンが焼けるんだなあと、作りながらうれしくなりました🍫
おうちでのマインドフルなおやつ時間が、
より豊かで心地よいひとときになりますように🍇✨

🍀他にもグルテンフリーや体に優しい素材を使ったレシピをたくさん紹介しています。
お気に入りのひとつを見つけていただけたら嬉しいです♡

このレシピで使ったおすすめの材料
🟫 米粉(ミズホチカラ)
グルテンフリー認証のパン用米粉。きめが細かく、もちもち・ふっくらに焼き上がります。
🟫 コーンスターチ(ボブズレッドミル)
生地の口どけを軽くしてくれる名脇役。グルテンフリーで安心して使えます。
🟫 ケルティックシーソルト(塩)
ミネラルを含んだ自然な海塩。少量でも、素材の甘みやコクを引き立ててくれます。
🟫 ドライイースト(ボブズレッドミル)
グルテンフリーのアクティブドライイースト。米粉生地をやさしくふくらませてくれます。
🟫 サイリウムハスク
米粉パンには欠かせない材料。グルテンのない米粉生地をまとめて、扱いやすくしてくれます。オオバコ科植物の種皮を粉末にした、天然の補助剤です🌿
🟫 米油(こめ油)
クセがなく軽い口当たり。生地に混ぜても、仕上げに塗ってもおいしく仕上がります。
🟫 オーガニックレーズン(Made in Nature)
このパンの主役。砂糖もオイルも使っていない、有機栽培のレーズンです。ぎゅっと濃縮された自然な甘みで、生地とよく合います🌿
🟫 セイロンシナモン(Frontier Co-op)
このレシピの主役。オーガニック&フェアトレードで、上品でやさしい香りのセイロンシナモンです🌿
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