
**外はこんがり、中はふんわり。**焼きたての香りとともに、バターの香ばしさが広がる至福の塩パン。 表面に散らした粗塩がアクセントになり、シンプルなのにクセになる味わいです♬
この記事では、この絶品塩パンがグルテンフリーで作れる、米粉を使ったレシピをご紹介します!

材料(6個分)
- 米粉…200g
- コーンスターチ…20g
- 砂糖(素焚糖)…15g
- 塩…4g
- 水…110g
- 豆乳(成分無調整)…110g
- ドライイースト…3g
- 米油…15g
- バター…3g✕6
- トッピング用粗塩…適量
- サイリウムハスク…8g
✅サイリウムハスクとは?
米粉にはグルテンがないため、そのままではさらさらとしてまとまりません。サイリウムを入れることによって米粉の粒子同士をつなげて生地を扱いやすくしてくれ、成形が可能になります。オオバコ科植物の種皮を粉末状にしたもので、米粉パンをふっくら・もちもちに仕上げる天然の補助剤です。
作り方
【下準備】
- 水と豆乳を合わせて、電子レンジで加熱します。
(夏場は15〜20℃・冬場は30〜40℃・中間期は20℃くらいになるよう様子を見ながら) - 1.にドライイーストを入れます。
- ボウルに米粉・コーンスターチ・素焚糖・塩を入れて泡だて器でよく混ぜ合わせておきます。
- バターを3gずつにしたものを6個用意し、冷蔵庫で冷やしておきます。



【生地作り】
- 粉類を入れたボウルに【下準備1.】を入れて泡だて器でよく混ぜる。
- しばらく混ぜると、トロっとした液状になるので、米油を加えて全体に馴染むまでさらに泡だて器でよく混ぜる。
- 全体によく混ざったら、サイリウムハスクを加えて、ゴムベラで手早く混ぜる。
- 3〜4分ほど混ぜていると徐々にまとまってくるので、サイリウムハスクのダマを潰すような感じで、ボウルに擦り付けるようにしながらよく混ぜていく。





【成形】
- 手に分量外の油を少し付けて、生地を丸くツルッとまとめて作業台に置きます。
- スケッパーで6等分に切り分けます。
💡私は目分量ですが、キッチリと同じ大きさにしたい場合は、重さを測りながら分けましょう。 - それぞれ作業台の上でコロコロと転がして、細長い水滴型にしていきます。
- 細長い水滴型にした生地を綿棒で薄く伸ばします。
- 幅の広い方の端にバターを乗せ、一巻したらバターが溶け出さないように、生地を指でキュッと押さえて閉じます。
- クルクルと最後まで巻いて、形を整えます。
- クッキングシートを敷いた天板に並べ、ラップと濡れ布巾をかけて、オーブンの発酵機能を使って35℃で15分ほど発酵させます。










【焼成】
- 発酵が終わったらオーブンを200℃で予熱を開始します。
- 刷毛で全体に薄く分量外の米油を塗っていきます。
油を塗ることによって乾燥を防ぎ、きれいな焼き色が付きます。 - 上に粗塩を散らします。
- オーブンの予熱が終わったら20分を目安に焼いて完成です♬
💡オーブンによって火力が異なりますので、様子を見ながら焼いてくださいね。


【ポイント】
- バターを包むときはしっかりと閉じる
焼成中にバターが流れ出ないよう、生地の端をしっかりとつまんで閉じます。
そうすることで、焼き上がりに中がしっとり、外はパリッとした仕上がりになります。 - 粗塩の種類で味の印象が変わる
CELTIC SEA SALTのようなまろやかな塩を使うと、塩気がとがらずやさしい風味に。
塩の粒が大きいほど、食べたときのアクセントも強くなります。
まとめ

外はこんがり、内はふんわり。
シンプルだからこそ、素材の味がしっかりと感じられる米粉の塩パン。
焼きたてはもちろん、軽く温め直してもバターの香りがふわっと広がります。
実は初めて塩パンを作った時、この中央にできた空洞を見て「あれ?穴が開いちゃった…失敗かな?」と心配になりました😅 でも、この空洞こそが、バターがじゅわ~っと溶け出して底を香ばしく焼き上げた「美味しい成功の証」なんです! この空洞があるからこそ、あの塩パンならではの食感と風味が生まれるんですね。皆さんもぜひ、この”成功の空洞”を体験してみてください♪
このレシピで使ったおすすめの材料
🔶米粉
🔶コーンスターチ
🔶ドライイースト
🔶塩
🔶サイリウムハスク
🔶米油


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